『時をかける少女』

2年前のアニメ劇場版『時をかける少女』を見ました。
今夏公開の『サマーウォーズ』がまず気になり、そこからほぼ同じ主要スタッフが制作した『時をかける少女』を見てみようということになりまして。
SF的なストーリーに呑まれない見事な青春アニメ。
甘酸っぱいです。
妙に小慣れた職業声優を起用せずに、普段はきちんと三次元で活動している俳優陣を配したのも好印象。
台詞・音響の立体感。


赤色の用いられ方が非常に印象的かつ効果的。
時間を刻むカウンターの文字色が赤。
てんとう虫が赤。
これら赤色はチアキの髪やシャツの色。
彼がキーパーソンであることが初っ端から示唆されています。
それに対してコウスケは青であり、マコトは白。
3人が集まったときの爽やかさは、アクアフレッシュの配色であることに由来しているのかもしれません。
そういえばちっちゃい頃、アクアフレッシュは憧れだったなぁ…
誰に見せるものでもないのに。