『青春バスガイド』と『ライバル』

Berryz工房の来月発売シングル『青春バスガイド/ライバル』の音源をこっそり聴きました。
これは両A面扱いなのでしょうか。
とにかく『青春バスガイド』。
こいつぁかなりのキラーチューン。
歌詞の内容をやっと理解しました。
卒業で離れ離れになる学生の歌かと思っていましたが、どうやら修学旅行のバスガイドに恋をした男子学生という設定のようで。
バスツアーのアイドル(主催者側)とヲタ(参加者)の関係を暗示しているような内容です。
あーこの気持ちわかるわぁー。
と言いたいところですが、わかめが恥ずかしげはこれまで学校行事では、母親と同じかそれ以上かといった年の頃のバスガイドさんにしかガイドされたことが無いので、この曲のような経験はございません。
男子目線というのが良い。
ボクっ子のエロス。
PVは、学ラン衣装+バスガイド役のアナという構成の模様。
期待大です。
残念なのがジャケ写。
前作『抱きしめて 抱きしめて』とあまり変わりが見られません。
衣装が全員ボーダーで、目がチカチカとしてメンバーの魅力が霞んでしまっています。
いっそ学ランをジャケ写衣装にすれば良いのに。
そして今さらなことを言えば、『MADAYADE』もOL衣装をジャケに使えばよかったのに。
衣装一つでジャケ買いの機会がいくつか失われているように思います。


編曲は大久保薫氏。
ブリッブリのベースは℃-uteENDLESS LOVE〜I Love You More〜』にも通じるかっこよさ。
良くも悪くも大久保氏の編曲はどれも似ているのですが。
『ライバル』は初夏の陽気が似合う爽やかな乙女ソング。
青春バスガイド』が剛とすれば、こちらは柔。
お決まりの合いの手台詞を挟みつつ、非常に可愛らしく歳相応のBerryz工房をアピールするには最適の一曲です。
この乙女っ気たっぷりの曲をつんく氏が書いたと思うと、彼の振り幅には恐ろしいものを感じます。
近頃の平田祥一郎氏のギターサウンド濃度が高くなってきているような気がしないこともない。