三部作説
Berryz工房のシングル楽曲は三部作構成、という話を以前どこかで目にしました。
ディスコグラフィの発売年を見ると、2006年、2007年、2008年はそれぞれシングル3曲ずつ発売されている。
それぞれの年の楽曲を見ると、それなりに方向性がまとまっているように思います。
わかめが恥ずかしげの主観で言えば、
- 2006年:コドモからオトナへの過渡期(『ジリリ キテル』『笑っちゃおうよ BOYFRIEND』『胸さわぎスカーレット』)
- 2007年:大人っぽさ(『VERY BEAUTY』『告白の噴水広場』『付き合ってるのに片思い』)
- 2008年:コミカルさ(『ジンギスカン』『行け 行け モンキーダンス』『MADAYADE』)
『あなたなしでは生きてゆけない』で小学生がいきなりませた曲でデビューし、『ファイティングポーズはダテじゃない!』『ピリリと行こう!』などで子供特有の無邪気さを表現し、かと思えば『恋の呪縛』でめちゃくちゃ深い三角関係を歌ってみたり。
つまりは揺り戻しです。
2009年に入って、現時点で判明しているシングルは『抱きしめて 抱きしめて』と『青春バスガイド』。
どちらもいわゆる「かっこいい系」の曲であるため、今年のコンセプトは「せつない」「かっこいい」かもしれません。
確証はもてませんよ。
ちょっと思いついて書いてみただけです。
しかしこう書いてみると、ハロプロの楽曲には「可愛い(コミカルに変換可)」と「かっこいい」の二極しか無いのか。
この二極間の直線的な行ったり来たりを抜けることはおそらく非常に難しいことでしょう。
新たな方向を求めるとすれば、この二つのベクトルを同時に併せ持つような楽曲を歌うより他に方法は無いのではないか。
必要なのはすなわちツンデレ要素。
べっ、別にあんたたちのために歌ってるんじゃないんだからねっ!とか言われてみたいものです。