ネ申テレビ アニメ制作・後編

先週のネ申テレビを見ました。
チームBアニメ後編。
背景班の指原莉乃さんの愛しきチャランポランっぷりにグッときました。
電話切るなよ。
らぶたんもゆきりんも困っとろうが。
作画班が最も過酷だったのではないかと思います。
作画監督渡辺麻友さん、今までふわふわしたおっとり美少女かと思っていましたが、意外なリーダーシップを発揮。
そういうギャップ、ナイスグッドです。
背景班が制作室に戻った際、小窓から先生の柄シャツ、ちらり。
この先生、非常に優しいのですが、風貌がやはり怪しい。
街で見かけてもなるべく関わりたくないと思ってしまうタイプ。
いやいや、「人は見かけで判断しちゃいけない」という秋元才加さんの言葉を肝に銘じておきましょう。
さて制作も終盤、声優としてくじで選ばれた柏木由紀さん(キモイマン役)と仲谷明香さん(少女役)。
あれ、この2人、『AKB48+10!』でも声優やってませんでしたっけ。
仲谷さんはさすが声優を目指しているだけあって、練習の一発目からなかなかサマになっている。
一方の柏木さんは難航。
「いかない」女・柏木由紀(18)。
効果音採集の際に納得が「いかない」、アフレコもうまく「いかない」。
しかしそれを乗り越えた完成作品は、稚拙な印象は拭えないながらも、それゆえに楽しさ伝わるアニメーション。
どこまでチームBの彼女たちの作業なのかという懐疑はとりあえずおいといて、ちゃんとアニメになっている。
技巧に走るいやらしさが無く、作品が素朴であればあるほど、その類概念の始原的な部分に言及するものです。
アニメーション、animation。
その直訳は「生命を与えること」。
紙切れが、線が、写真が、空気の振動が、デジタルのピクセルが、生命を与えられてスクリーンに映写される。
制作する彼女たちのひたむきさが映像に乗り移ったかのようです。
以前のようなムチャぶりな感じは弱まっているように感じますが、良い企画でした。