武道館第一公演動画

さて、見ました。
武道館初日第一公演、の動画。
こっちの正式名称を「神公演」にした方が良かったのではないかと思うくらいの夢のシャッフルユニットが目白押しです。
気になったユニットをいくつか。

 女の中の漢の中の漢でした。

 SKE48の若手エースメンバー。チームKの世界観を作るにはまだまだ若いが、その分いっぱいいっぱいな切迫感がある。

 公演の個人的山場その1。歌詞内容と照らし合わせると一番リアリティある年齢の二人。
 意外とグラマーじゃなかったりもしますが、そこはまぁおいといて。
 曲中の台詞での仁藤さんの額ネタ、指原さんの猫背ネタ、ヲタ芸といった要素は、AKB48における笑いの要点を凝縮したものであるように思われました。
 すなわち自虐と自己言及。
 外に笑いを求めると面倒なことも生じてくるものです。
 笑いを自給できるということは非常に合理的であるようにも思われますが、それゆえに閉鎖的であるとも言えます。

 指原さんがそのまま突入するのかと思った。
 秋元さんの熱気でツンドラが融けそう。

 桑原さんばかり見ていました。並みの女子高生の身体の使い方ではありません。
 これで板野さんが本気を出したらそりゃもうすごいことになるんじゃないかと。

 登場ではしゃぐ浦野さんキャワ。

 残念な表情をさせたらピカイチなのが北原さん。
 間奏の台詞はあの仁藤さん以上にキツい語気。

 片山さんがこの曲をやるのを見てみたいと思っていたところです。

 うわぁエロい、何これ、エロい。
 個人的山場その2。
 大堀さん・野呂さんの雰囲気を完全に食ってしまった河西さん。
 ドストライクな確信犯的ユニット。

 オリジナルの小野恵令奈さん・小林香菜さんコンビと比べるとかなり落ち着きある二人。
 「アカデミー賞〜云々」のくだりでは、あからさまにボディーブローをお見舞いした小野さんに対し、こちらは女性特有のドロドロ感さえ漂うソフトなどつき合い。
 そんな点も含めて大人。

 個人的山場その3。夢の姉妹(師弟?)共演。
 可愛らしいが淫靡さに欠けるのは、おそらく紫の人が「バカ」だから。
 こんなに愛せる「バカ」はそうそういるものではありません。
 曲終盤のカメラワークには、いちいち殺意を覚えました。

  • MC(なちゅ)

 彼女はトークだけで2時間引っ張れるのではないか。
 彼女と絡む高城さんは、妙に大人びて見えました。
 さすがパイセンです。

  • 『Black boy』(SDN48

 文句なしにかっこいい。
 楽曲・歌唱・ダンス、全てにおいてハイクオリティ。
終盤のチーム別・全員曲については省略。


思いの外長くなってしまいましたが、シャッフルユニットについては書き始めたらキリがありません。
何故ならシャッフルするごとに、良い意味でも悪い意味でも違う曲になるため。
演じる方にとっても見る方にとっても、ユニットのメンバーが変わる度に曲の解釈も変わってくるはずです。
別物として見る、と言うとやや冷たい言い方かもしれませんが、毎度新しい面を見ることができると思い直してみることにしましょう。