チームPB チームYJ
AKB48チームPB『遠距離ポスター』とチームYJ『Choose me!』PV分析。
(とりあえず粗い下書き)
チームPB | チームYJ | |
---|---|---|
世界観 | 閉(部屋、スタジオ) | 開(海、電車、外ロケ) |
同 | 非日常的彼岸的 | 日常的此岸的 |
規模 | ミクロ | マクロ |
メンバー | 開(積極的) | 閉(消極的) |
ヲタ | 代入型 | 傍観型 |
モニター | 鏡 | 窓 |
タイトル | フォント | 手書き |
色合い | 白(スタジオ) | 黒(砂) |
表情 | 笑顔 | 泣き顔 |
痕跡性 | 無 | 有 |
地理的移動 | 無 | 有 |
カメラ | 固定 | 固定+手持 |
衣装替え | 有 | ほぼ無 |
距離 | 物理的距離 | 心理的距離 |
両PVは徹底的で極端な対比をもって作られている。
PBは生身の感覚を失った人工物・偶像として描写され、YJは(ダンスシーンを除いては)一般の女子高生の生態を描いているように見える。
「会いに行けるアイドル」であるAKB48に並存する「アイドル」と「一般人」の両極が、今回の二つのPVに表現されているのではないか、という仮説。
どちらの楽曲PVも、最終的に「叶わぬ想い」を表現している。
各チームの人選と楽曲内容もより深く吟味する必要有り。
『女が目立って なぜイケナイ』PV
えらく時間を空けた更新となってしまいました。
今年ももう2月です。
ブログの書き方・文体を忘れかけています。
先日モーニング娘。『女が目立って なぜイケナイ』PVがDohhh UP!にて公開されました。
PVでようやく全曲通してこの曲を耳にしたのですが、どうも突き抜けない。
かっこいいことは認めますが、身震いするまでには至らない。
編曲は鈴木Daichi秀行氏。
彼の編曲の特徴は、音の多さと脳を直接打つかっこよさであるとわかめが恥ずかしげは考えております。
食事で言えばマクドナルド的。
深み・広がり・風味・ウンチク等々を排除し、ストレートに脳に響く麻薬的サウンドとでもいいましょうか。
今回のこの楽曲も例に違わずそうで、一聴して「かっこいい」と思うけれどもそこで終わり。
しかしこういうキャッチーなところはアイドル楽曲として必要です。
ラジオや有線で流れてくれば、割に耳を捕えてくるのではないでしょうか。
PVの映像面ですが、大テーマはファッションショーの舞台裏と舞台上のようで。
メイクを施されるカットが挿入されているだけあって、各メンバーのヴィジュアルレベルが高まっていることが窺えます。
特にリンリン、可愛くなったな。
今回の新曲を発売するにあたり、7期メンバーの久住小春さんは既に卒業。
モデルを目指すといって卒業した彼女への、モーニング娘。グループ全体をあげてのはなむけと受け取りたいと思います。
明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
日付が十の位に進んでしまう前に、駆け込み更新です。
昨年の総括をせずに年を越してしまったわけですが、昨年も色々ありました。
このブログを見ての通り、ハロプロヲタだったはずがすっかりAKB48にハマってしまいまして。
世間の世代交代の波に乗ったとも言えるかもしれませんが、どちらかに極端に偏ることなくアイドル現象全般を見極め分析していけたら、と思っております。
とはいえ、年末年始の番組ではどこもこぞってAKB48を取り上げており、ハロプロ勢の姿をテレビで目にすることは非常に少なかったように思います。
(正月中の帰省先の田舎度はさておきまして)
テレビの露出が減った分、ハロプロの方々にはそれ以外の場での大いなる活躍を期待しています。
また、2000年代初頭のモーニング娘。の活躍に見られるような怒涛のテレビ出演をこなすAKB48の方々には、また、そちらはそちらで活躍できるよう見守っていきたいと思っております。
本年度も、当ブログ、twitter、そしてわかめが恥ずかしげをどうぞよろしくお願いします。
アンダー考
ほぼ毎日、どこかしらのチームが劇場で公演を行うAKB48。
劇場公演以外にも外部の仕事を依頼されたメンバーが公演を欠席することは多々あります。
そういったメンバーの多くは、いわゆる人気メンバーです。
そしてそのメンバーが抜けた穴を埋めるのが、研究生や他チームから招聘されたアンダーとしてのメンバー。
このアンダーは外部仕事が入ることが無いメンバーであり、極端に言ってしまえば時間的余裕のある暇メンバーです。
(在来メンバーのスライドを除き)人気メンバーのポジションにそっくりそのまま入るこの暇メンバーは、いわば、二軍から一気に一軍トップへ抜擢されたといえるでしょう。
となると、在来メンバーの2番手・3番手として地道にステージを盛り上げてきたメンバーは、アンダー暇メンバーにトップの座を奪われることで、相変わらず2番手・3番手でい続けることになります。
2・3番手メンバーは在来のチームでは中堅的存在であるため、他チームへ抜けることも許されていません。
ジレンマです。
一方、研究生を中心とするアンダーメンバーはどうでしょうか。
常に遊軍として扱われ、自チームの持ち歌の他に、各チームの歌や振り付けをそれぞれ覚えなければならない。
その習得にはかなりの集中力と忍耐力が求められると思われます。
つまり、2・3番手メンバーもアンダーメンバーも、どちらもそれぞれに苦悩を抱えているのでしょう。
さらに深読みを進めれば、両者はトップメンバーを仮想敵として共闘しているとも考えられます。
だからこそ、オリジナルメンバーでなくてもあれほどのクオリティの公演を成し遂げることができるのではないでしょうか。
ちなみにシングルB面のアンダーガールズは、ここでいう「アンダー」ではなく、全く別物のユニットとして成立しているとわかめが恥ずかしげは考えます。
アンダーガールズはアンダーガールズたる二軍感が無くては成り立ちません。
武道館のアンダーガールズ『飛べないアゲハチョウ』では、増田有華さんのアンダーで柏木由紀さんが出演していましたが、あれではアンダーガールズではありません。
シングルにおけるアンダーガールズは、「いつかA面選抜になってやる」という野心を秘めた二軍でなければならないのではないでしょうか。
ハロプロ楽曲大賞2009
今年のハロプロ楽曲大賞、昨夜滑り込み気味で投票を完了いたしました。
このような企画が続いていることに、純粋に音が聴きたくてハロプロを推している方々の多さを実感して嬉しくなってしまいます。
わかめが恥ずかしげの投票内容は以下。
選考理由コメントは割愛。
・楽曲部門
1位『I NEED YOU』/Buono!
2位『弱虫』/モーニング娘。
3位『SONGS』/モーニング娘。
4位『私の未来のだんな様』/Berryz工房
5位『★憧れ My STAR★』/℃-ute
ゴリゴリのロックと昭和歌謡とズンズンのディスコの順。
4位・5位は編曲もさることながら歌唱面での面白さを重視。
あまりシャラシャラと綺麗なバラードは好みじゃないみたいです。
・PV部門
1位『MY BOY』/Buono!
2位『青春バスガイド』/Berryz工房
3位『ぁまのじゃく』/S/mileage
上位から順に、色調が暗い→鮮明→淡いという結果に。
ネタに走らない王道純情PV『ぁまのじゃく』が3位と健闘。
・推しメン部門
有原栞菜
言わずもがなです。
わかって下さい。