新チームK『RESET』・新チームB『シアターの女神』比較

※ネタバレ含

・M1『RESET』:ハイキック。新しきを取り込むために過去を蹴散らす。過去がある前提の上で始まる新K。
・「自」が「自」について歌う楽曲多数。アイドルとしての「自」、架空の設定の人物としての「自」。
 確固たる「自」の強烈な発露。自己言及。実存主義的。
・拒まれる聴き手の感情移入。傍観型。
・チーム全体、メンバー全員に強い「自」を認めさせることで、各メンバーは同等に扱われる。
・初日アンコール後MC:キャプテン秋元才加仁藤萌乃を指名、コメントは1人のみ。

  • 新チームB『シアターの女神』

・M1『勇気のハンマー』:発見・採掘。過去の有無にかかわらず、未踏の地を開拓していく新B。
・「自」が言及するのは「他」。あるいは、誰でもあると同時に誰でもない無名性に包まれた「みんな」。
 「他」が言及してくる「自」(『シアターの女神』)。構造主義的。
 喪失もしくは隠蔽された「自」。
・空虚な「自」=Xには任意の聴き手が代入される。共感・没入型。
・ストリップしていこうとする指向性は見られるが(『愛のストリッパー』)、脱いでいった末に何がどれくらい残るのかは現時点では不明。
・個人の「自」が欠けているため、人為的にセンター或いはエースを立てる(柏木由紀ソロ『夜風の仕業』)。
・初日アンコール後MC:河西智美の案内から、全員コメント。


※書きかけ